易は科学に非ず?

 易は「非科学的」というふうに一般的には言われております。確かに、科学と同じ土俵で捉えることは出来ません。ただし、「非科学的」と言うことが証明されない限り、「非科学的」とは言えないのであります。

 「非科学的」と言われる理由は、科学の概念では「易」を理解出来ないからであります。どういうことかというと、例えば、物質Aがあったとします。科学では、様々な実験をして、物質Aの特性を調べます。そして、その特性は半永久的に変わりません。

 それでは、「易」では、物質Aをどのように観察するのでしょうか?隣りに物質Bがあったとするならば、物質Aだけを考察するのではありません。物質Aが物質Bとどの様な関係性をもって存在しているのかを分析するのであります。また、物質Aのエネルギー状態はある周期をもって変化していると捉え、今のエネルギー状態はどうなのか?一時間後にはどうなるのか?一年後はどうなるのか?というように考察するのであります。

 実例を挙げると、私が住んでいる家をどの様に考察するかというと、その家は私にどの様なエネルギーを与えてくれるのか?あるいは、その家の持つエネルギーは、来年どのように変化していくのかということを考察するのです。そして、その変化にはきちんとした法則性があるのです。ですから、誰が判断しても同じ結果になるのです。

 なぜ、このような捉え方をするかというと、今の状態が将来どうなるかを見極める必要があるからであります。それが占いですね。でも、ここで覚えておいていただきたいのは、今の状態が変われば、未来は変わるのであります。

 表題の計算式に戻りますと、易はt(時間)のエネルギーの作用を考慮せずには判断が出来ません。それが、科学との違いであります。だから、「非科学的」と言われるのは当然ですね。でも、私達の行動は「非科学的」な要因の方が占める割合が高いのも事実であります。「科学的」と「非科学的」両者が揃わないと半人前でしかありません。

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